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小規模持続化補助金は入金までに4ヵ月は見ておこう

2020.11.24

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販路拡大に幅広く使える小規模持続化補助金

融資の前にもらえるお金を考える
以前書いたこちらの記事でもご紹介しましたが、かなり使い勝手のいい補助金の1つです。

ただ、大きな問題点が一つ。

それは補助金の入金まで4ヵ月近くかかることです。

ちなみにIT導入補助金は1ヵ月くらいで入金がありました。

当社は2020年3月締切りの第1回公募の補助金に申込み、5月22日に採択されました。

それからこのホームページをつくるにあたり何度も業者の方と打ち合わせを重ね、
ようやく10月2日に完了・支払いをしました。

そこからすぐの10月6日に実績報告書を提出しましたが、
11月の終わりになっても音沙汰がありません。

ちゃんと審査されているのか不安になったため補助金事務局へ電話。

「大変混みあっております」の保留音が鳴り続け、挙句一方的に時間を空けてからかけなおして下さいと切られる始末。

未熟者の私はイラっとしてしまい、それから鬼の4連続TEL!

やっとの思いでつながったので事情を聴くと全国から大量の資料が送られており
審査に時間がかかっているとのこと。

事務局の方いわく審査から確定通知書を発送するまで平均で2~3ヵ月ほどかかっているそうです。

さらに確定通知書が届いてからも精算払い請求書などに記載をし、再度提出しなければなりません。

それを事務局が確認して初めて入金があるという流れになっています。

簡単に書くだけでもこれだけあるのですから、実務上はさらに手間がかかります。

したがって、販路拡大のために補助金を使う事は非常に有効ですが、資金繰りだけは注意が必要です。

結構大きな支出が伴うため一時的に資金繰りが苦しくなる場面も想定されます。

資金計画には余裕を持たせておいた方が無難です。

小規模持続化補助金の受け方や計画書の作り方はググれば結構でてきましたが、
実際にどれくらい入金までに時間がかかるかの記載がある記事がなかったため今回当社の例を書いてみました。

これから補助金の入金を待っている人の参考になれば幸いです。

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