お知らせ・ブログ
お金を使うべきは利益に直結するもの
2020.11.14
ブログ
儲かったから車を買う、飲みに行く、ゴルフに行く。
社長さんのお金の使い方のよくあるパターンです。
儲かったら税金を払わなければなりません。
おおよそ利益の30%が税金で持っていかれます。
税金を払うくらいだったら飲み代に使った方がいいと考える気持ちはよくわかります。
でも税金を払った方が残るお金が多いことを日々お伝えしている次第です。
そんなお金の使い方をしている社長さんは
まずもって考え方を改めていただきたい。
儲かったからお金を使うという考え方ではなく、
儲けるためにお金を使うという考え方に切り替えてほしい。
高級車に乗ったからと言って別に早く移動できるわけではありません。
日本は法定速度が定められていますからね。
また、新車である必要もないのかもしれません。
中古車でも探せば割といいものは置いてあります。
稲盛和夫さんの言葉を借りれば
「売上を最大に経費を最小に」することが経営の極意です。
私はいまだに125㏄のバイクにまたがりクライアント先を回っています。
それは車がお金を生まない、むしろ高級車は保険や修理代、車検費用など
無駄にお金を減らすことをよく知っているからです。
夢がないと思われるかもしれませんが、経営者はもっと固定費にシビアになるべきです。
一度車を購入してしまったら手放す際には価値は下がっており思った価格では売れないことがほとんどです。
特にVUCAと呼ばれる先行き不透明な時代において会社の内部留保を厚くし
財務体質を高めることは全中小企業にとっての最たる課題のはず。
お金の支出する時は無駄を切り詰め、
売上・利益につながるかどうかをよく考えてから使うようにしていきましょう。
そのような考え方で内部留保していくことで
いざという時でも慌てず冷静に対処するだけの体力が会社に備わるはずです。