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脱税は最悪の悪手

2020.11.11

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税金を喜んで払う経営者はいません。
いたら変態です。

私も出来る限り税金は払いたくない派のひとりです。

ちゃんと納めた税金を有効に使ってくれているのなら喜んで支払う気にもなりますが、
今の政治家や政府を見ていても全くそんな気にはなりません。

政治批判を始めるときりがないので言わないことにしますが、
政治家はもっと国民全体の意見に耳を傾けてほしいと思っています。

さて、だからといって脱税するのは犯罪であり、確実にやった人が損をします。
バレないと思いきや必ずバレるのが脱税です。

バレた場合には10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、
もしくはその両方という事になっています。

ただ、これはあくまで大口の脱税。
ニュースになるような数千万円~数億円の脱税の話に限るでしょう。

中小零細でそこまで稼げるところはまあ、ほぼほぼありません。

したがって、実際のところでいうと脱税の罰則は過去数年間にさかのぼっての
重加算税、延滞税、利子税といったところになります。

つまり、本来支払うべきだった税金の1.5倍~2倍程度納めればお終い、
といったケースが多いのではないでしょうか?

ただ、一度脱税をした個人や企業は絶対にその後も税務署にマークされます。
数年に一度は税務調査が入ることになるでしょう。

多額の罰則を払った上に、数年に一度業務を止めて税務調査に付き合わなければならない。
そんなリスクを負うことになるのです。

確かに税務はグレーゾーンが幅広く、税理士でさえどこまでが経費になりどこからダメなのか
はっきりと答えられない部分も多分にあります。

だからこそしっかりと経営者の声に耳を傾け、
時には愛をもって叱咤激励する覚悟も必要なんだと感じています。

優しい言葉をかけるだけが相手を守ることにはつながらない。
そんなことも意識しながら今後もクライアントの成功に貢献していきます。

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