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キャッシュフロー経営を意識しないとつぶれる

2020.11.03

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中小零細企業は必ずキャッシュフロー経営を意識してください。
キャッシュフロー経営とは名前のままで
キャッシュ(お金)のフロー(流れ)を意識した経営のことです。

利益と会社に残るお金には必ず差がでます

利益から税金が差し引かれますし、
利益から借入金の返済をしなくてはなりません。

さらに言うと減価償却費や棚卸しなどにより
損益計算書だけでは本当のお金の入りと出の把握はできません。

そこでお金の入りと出を把握するためのキャッシュフロー計算書が必要となるのです。

赤字がでるだけでは会社はつぶれません。
しかし、お金が尽きると会社は簡単につぶれます。

したがって、キャッシュフローを意識することは会社をつぶさないために必ずやっておくべきこと。
それなのにいまだに売上さえ伸ばしていけば上手くいくと思っている経営者が多すぎます。

売上が増えるという事は支払いも増えるという事です。
売上増加に伴い、一時的に支払いがそれ以上に増加してしまい立ち行かなくなった会社を何社か見てきました。

まさにキャッシュフローを見ないがために倒産してしまった典型例です。

損益計算書も大事ですが、最も大切なのはキャッシュフロー計算書です。

実際には過去のキャッシュフロー計算書だけでは物足りなく
未来におけるキャッシュフロー予定表をつくる必要があります。

いくら過去のものを見てもつぶれていないならそれはキャッシュがまわっている証拠です。
大事なのは未来においてつぶれないように手元資金を確保することができるのかどうか
この点が最も大事です。

したがって、やるべきことは未来におけるキャッシュフロー予定表をつくること。
そうすることで資金繰りに頭を使わずに本業に集中することができるようになります。

経営者の仕事は現場に出たり、雑務をこなすことでは絶対にありません。
未来を見通し、事業計画をつくり、どの方向に舵を進めていくかを社員に示すことです。

そして、作成する計画においてはキャッシュフローが上手くまわるようにつくらなければなりません。

ぜひキャッシュフローを意識した経営に舵を取り直していただき、
どんな逆風にも耐えられる強い企業づくりを目指してください。

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