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損益分岐点を把握せよ

2020.10.25

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経営者なら最低でも自社の損益分岐点は把握してください。


基本的に抑えておかなくてはいけない事だと私は考えています。


しかし、世の中の経営者には損益分岐点すらロクにわかっていない人が多いのも実情です。


損益分岐点とは利益がゼロになるときの売上をいいます。


例えば、粗利率50%・固定費が50万円の会社であれば、損益分岐点売上高は100万円となります。


月々最低でも100万円は売上をあげなければ人件費や家賃などの固定費を払えないという事が一発で理解できます。


最低限稼がなければいけない金額を抑えておく事でリスク管理につながります。


景気の変動やこのたびコロナの影響などにより大幅に売上の減少が見込まれる際、いくらまでなら耐える事ができるかの判断材料になります。


また、損益分岐点を下回ることが明らかであれば早めに融資を受ける準備に取り掛かれます。


損益分岐点は難しくない数字なのに意外と使える数字です。


損益分岐点を着眼点として、固定費の適正化や粗利率の適正化を考えることも可能です。


ぜひ抑えておきましょう。

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