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経営における正解は永続的な利益

2020.10.21

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経営の目的を何かと聞かれれば、
稲盛和夫さんの著書を読めばいいと答えます。

経営の目的は、
全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、
人類、社会の進歩発展に貢献すること
」と述べられています。

これはその通りです。

企業は従業員の幸せを願い、給与や賞与などのお金の面だけでなく
仕事を通して、やりがいや生きがいを見出してもらい、人生を豊かにしてもらう。

さらには、革新的な技術やサービスを開発し、
人類、社会の発展に貢献すべき。

ただ、綺麗ごとだけではやっていけないのが経営というもの。
特に中小零細企業なんて吹けば飛ぶようなところばかりです。

では、我々中小零細企業はどのような経営を目指すべきか?
答えはタイトルにあるように永続的な利益の確保を目指すべきであると断言します。

 

経営の最大の失敗は倒産です。

なぜ倒産するか?

銀行がお金を貸してくれなくなり、取引先に支払うお金が無くなるからです。

一時的にお金が無くなっても銀行が融資し続けてくれている間は何とかなります。
だからこそ常に銀行が融資をしたいと思ってくれる企業である必要があります。

もちろん、一番いいのは銀行に頼らずとも資金が潤沢にある企業です。
しかし、そんな企業ほぼほぼないのが現状です。

であれば、銀行にお金を貸しても良いと認められる優良企業にならなければいけません。
そのためには利益を毎期計上していくことです。

では、そもそも何のために利益が必要なんでしょうか?

「利益がでていなければ税金払わなくていいからいいじゃん?」
なんて考えている経営者がいれば経営者失格です。

例えば、借入金の返済原資はどこからでていくかわかっていますか?
借入金の返済が経費になると思っている勘違い経営者が未だに多いのにびっくりします。

借入金の入金があったときに売上になりますか?
返す時だけ都合よく経費になるわけありません。

経費になるのは利息部分だけです。

したがって、借入金の返済は税金を支払った後の残りの利益が行われています

他にも利益は、何かあったときの備えであったり、
将来設備投資するための原資になったりするものです。

つまりは、
利益がでている=借入を返済でき、将来への投資もでき得る企業
と認識されるわけです。

日本の企業の約7割は赤字企業です。
10年以内に倒産する企業が93%となっている状況を変えていく必要があります。

利益を生み出していくための方法は様々あります。
お悩みの経営者の方がいましたらぜひ当社までご連絡下さい。

一緒に改善策を探していきましょう。

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